何かを続けようとしたとき、
・何をやっても三日坊主
・先延ばしにしていまい、期限が迫るまでやらない
・誘惑にすぐに負け、YouTubeを見て夜更かし
といった経験はないでしょうか。
何とかしようとがんばっても、また同じことの繰り返し。
私も似たような経験があります。
気合や根性では、なかなか抜け出せないものです。
そこで本投稿では、私が継続に成功した方法について紹介します。
継続できるようになったことは、早起き、運動、勉強です。
定番の習慣化テクニック
習慣化するための定番テクニックというものがあります。
1.ベビーステップ(小さくして)で始める
2.行動を条件づけする(if-thenルール)
3.記録して現実を確認する
4.動機づけのスイッチを見つける
5.他人からのフィードバックを得る
6.代理行動を考える
7.好循環に導く条件、悪循環に陥る条件を知る
これらは自己啓発系のビジネス書には大体載っているテクニックです。
いずれも有効なテクニックで、実践した経験がある人は多いかと思います。
ところで、そのテクニックは継続できているでしょうか。
私の経験上、テクニック一つで自分を変えるのは難しいと感じています。
成功と失敗をしたときの状態を分析
私が習慣化に成功したときと、失敗したときの記録です。
その記録をもとに、次の習慣化が失敗しないように活かしました。
私が挫折したときのパターン
・とりあえず計画を立てるが、先延ばしにして計画通りに進まない
・強制力がないと動かないことが多い
・上手くいかないことがあると、やる気が下がる
・やった方がいい習慣化について考えると、気が重くなる
・複雑な手順があると、手が止まりやすくなる
・自分の力量ではできなさそうなことは、挑戦せずに避ける
・楽しさがないと止めてしまう
私が続けられたときのパターン
・計画はゆるめに立て、厳しいノルマは課さない
・強制力を利用して自分を動かす
・完璧を求めず、とりあえず行動すればよしと考える
・習慣化することによるメリットについて、労力に見合うか納得できるまで考える
・作業を細分化して取り組みやすくする
・変化しない、成長しないことによる危機感と緊張感を持つ
・過程を記録して成果を「見える化」する
挫折するとき・続けられているときのパターンから、どうやって習慣化するか考えます。
そこから必要だと感じたことは以下の3点です。
・強制力
・習慣化する理由
・取り組む作業のハードルが高すぎないこと
習慣化したいことと、その対策
私の場合、以下のような習慣化したいことがありました。
同じような目標を持っている人は多いのではないでしょうか。
・早起きがしたい、夜更かしをやめたい
・運動したい
・勉強をしたい
1.早起き
まず、寝る時間が問題になりました。
仕事から帰ってくると、お酒を飲みながらYouTubeをダラダラ見て夜更かしすることが当たり前。
次の日は朝ギリギリに起きて、満員電車に乗って出社という生活でした。
そこで、試しに夜22時に寝て朝5時に起きてみることにしました。
実際に体験してどんな感じになるか確かめてみたかったからです。
試して気づいたことは、『早起きのつらさ < 満員電車のストレス』ということです。
さらに、朝一で貸し切り状態のカフェでブログを書いたり、ゆったり読書したりすることで、ものすごく気分が上がることに気づきました。
この体験から、もう二度と満員電車に乗らないと決心しました。
朝起きる瞬間がつらいことには変わりないです。
しかし、朝のストレスが減り気分よく1日をスタートできた経験から、早起きを継続できています。
いきなり生活リズムを変えることが難しい方もいると思います。
その場合は15分程度の時間で、少しずつ就寝・起床時間をずらしてみてください。
2.運動
運動習慣を身につけた方がいいのは、もう常識レベルの話です。
しかし、面倒くさいという気持ちがあり習慣化できていませんでした。
そこで強制力を働かせるため、スポーツジムのトレーナー予約を入れる方法をとりました。
予約を入れてしまうと、その時間に行かなくてはなりません。
そして、トレーナーに筋トレの進捗確認をしてもらうことにしました。
週に何回ジムに行っているか、トレーニングメニューなどを報告しています。
こうすることで、サボりを防ぐことができます。
運動が習慣になるまでは、この方法で無理矢理ジムに行くことにしました。
結果として習慣化することに成功。
今では運動しないと不安に感じるようになりました。
運動習慣を身につけたい人は、誰かと一緒に始めることをおススメします。
ただし、最初から激しすぎる運動を選ぶと、スッパリやめてしまうことになりかねません。
まずは、楽しいと感じることを最優先にして運動を選んでみてください。
3.勉強
私の場合、会社で取得が推奨されている資格の勉強が対象になりました。
これが一番つらいと感じた習慣です。
明るい未来のビジョンを描いても、そこにたどり着くまでに必要な努力を考えると嫌気がさします。
どうがんばっても資格勉強を楽しいとは思えませんでした。
この習慣については、完全に強制力頼みになりました。
まず、勉強する場所として職場を選びました。
就業時間後に、空きスペースで勉強させてもらうことにしました。
職場なので周りの人は仕事をしているため緊張感があります。
当然、人目があるためスマホをいじるわけにはいきません。
この環境に身を置くことで、嫌でも勉強をするしかない状態になりました。
勉強は嫌だけどやらないといけないという人は、勉強以外やることがない状況を作ってください。
特に、いつでもスマートフォンが触れるような状況は危険です。
サボりの原因となるものは遠ざけるようにしてください。
最後に
習慣化は、身につけることができると大きな成長・成果を得られることになります。
しかし、挫折をしてしまうと時間の無駄になります。
これは非常にもったいないことです。
私のように、やった方がいいと分かっていても行動できない人は強制力を使う方法をおすすめします。
今回は私が成功した方法を紹介しましたが、方法はいろいろあるかと思います。
ぜひ、自分に合う方法を考えてみてください。
そして方法を思いついたら、必ず即実行してください。
人は適応する能力を持っています。
最初はつらくても、いずれ習慣化することができますよ。