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緊張対策として医薬品という選択。あがり症の自分が面接の緊張を抑えた薬の話。

あなたは大勢の前に立つと緊張するタイプでしょうか。

私は相当なあがり症です。
大勢の前に出ると声が上ずり、足が震えるタイプ。
そして、一度でも言葉に詰まってしまうと頭が真っ白になります。
プレゼンテーションで本当に恥ずかしい経験をしたことがあります。
以来、そのことを忘れることはできません。

面接やプレゼンテーションがある場合は、1ヶ月くらい前から憂鬱な気分になります。
1週間前になると、そのことで頭がいっぱいです。
前日は緊張してほとんど眠れません。

面接では相手の顔を見て、話している内容を正確に聞き取る必要があります。
そして、求められている回答をぶれなく答えなければなりません。
面接官と1対1ならギリギリできるかもしれません。

では面接官5人と自分1人ではどうでしょうか?
私は想像しただけで頭を抱えます。

そんな自分が、面接とプレゼンテーションを乗り切った薬を紹介します。
結論だけ言うと、心配して損したと思うくらいに余裕でした。

目次

世の中に出回っている緊張を抑える方法

転職をしよう!と決心したときに面接での緊張対策や、あがり症克服で早速調べてみました。
しかし、出てくる情報の大半は自分には無駄なものばかり。
緊張しないタイプの人が記事を書いているのではないかと疑いたくなるレベルです。
その一部を紹介します。

深呼吸をする

対策として必ずと言っていいほど出てきます。
しかし経験上、深呼吸をしてドキドキが収まったことはありません。

家族や友人相手に練習する

やらないより、やったほうがいいと思います。
ただし、緊張感はゼロに近くなります。
本番の空気感は全く別物だということを忘れないでください。

ツボを押す

何度も試しましたが、効果を実感できていません。
本当に効くのでしょうか。

場慣れする

人前で話す機会が多くある人には有効です。
しかし、そんな機会に恵まれる人はどれくらいいるでしょうか。
また、失敗経験を重ねる原因にもなりかねません。

失敗してもいいと考える

おそらく失敗してはいけない場面の人が大半のはずです。
面接やプレゼンテーション、商談など。
失敗していいわけがありません。
そんな場面で、どう頑張っても失敗してもいいという考えは持てませんでした。

緊張していることを伝える

これは相手からの評価が下がる可能性はないでしょうか。
この人、大事な場面で失敗するのでは?と思われても仕方ありません。
そう考えると、とてもじゃないですが言えません。

使用した薬

ベータプロ(インデラルのジェネリック医薬品)

もともとは高血圧・狭心症・不整脈・片頭痛治療薬として用いられている薬です。
心拍数を正常に保つ効果があり、緊張や不安・動悸などを抑制します。
その効果を利用し、あがり症の予防薬として用いられています。

薬を飲むと、どんな状態になるか

お酒を飲む方ならわかるかと思いますが、ほろ酔いに近い状態になりました。
薬を飲んで30分ほどで、リラックスしている感覚に。
面接を控えている状態で、この感覚になることに驚きました。
そして、なんとかなるだろう!という気持ちになりました。

また、面接中は以下のようになりました。

心拍数が落ち着く

面接を前にすると、自分がドキドキしていることがわかるくらいの心拍数になります。
それがなくなり、自分は落ち着いている状態だと思わせてくれます。

声の震えや早口がなくなる

緊張すると声が震えたり、早口になったりします。
それがピタッと止まるため、口調を意識する必要がなくなりました。

手汗がひいた

手を置いた膝がぐっしょりするほど出る汗が出なくなりました。
これだけで自分がリラックス状態にあることがわかります。

相手の目を見て話せるようになった

相手の目を見て話すことを意識するようにしている人が多いかと思います。
それを強く意識することなく、自然とできるようになりました。

落ち着いて相手の話を聞くことができるようになる

緊張をしているときは、相手の言葉を聞き取ることに一生懸命になっていました。
次に何を言ってくるのだろうと、常に身構えている感じです。
それが、ある程度話なれしている相手と会話するくらいになります。

薬は本当に効果があり、面接では出せる力を出し切ることができました。
現在、薬はお守りとして手元に置いてあります。
あまり出番はないですが、ここぞというときに使おうと思います。

最後に

薬に抵抗がある方もいるかと思います。
しかし、人生を左右するようなイベンド時に悠長なことを言っていられるでしょうか。

どうなるか想像してみてください。
・転職の面接で失敗
・大事な商談やプレゼンテーションで失敗

こうなれば理想とする人生からどんどん遠のいていくことになります。
希望の会社に入社できない、昇進が遠のいて後輩に追い抜かれる。
そう考えると、効果があるかどうかわからないことはやっていられません。

心療内科は、うつになった人だけが行くものではありません。
悩めるサラリーマンを助けてくれます。

面接・プレゼンテーション・スピーチ・商談などなど。
私と同じ、緊張で吐きそうになる人は一度検討してみてください。

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