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恥をかく勇気が人生を変える!恥をかく経験は成長を得られる宝物

UnsplashIvan Aleksicが撮影した写真

恥をかくのが怖くて動けなかったという経験はないでしょうか。

・新しい企画の提案、プレゼンテーションをする
・コンテストに応募する
・勇気を出して告白する
など。

私の場合は、大勢の前で話すことや面接に苦手意識があり、逃げ続けた経験があります。
緊張で頭が真っ白になるタイプです。
こうなってしまうのも、恥をかくことが怖くてたまらないからです。

この恥ずかしいという気持ち、強くなればなるほど身動きができなくなる厄介者です。
身動きができなくなってしまうと、自分の成長やチャンスを逃すことにつながります。
そうなれば、無難な選択を続け、代わり映えのしない人間になってしまいます。

恥をポジティブなものとして考え、自身の成長に生かしてほしいところです。
恥で身動きがとれない方、これを機会に恥の免疫をつけませんか。

目次

恥は意識すればするほど感じる

そもそもどうして恥をかくのかを考えてみると
・人にどうも思われるか気になる
・頭の中にあるセルフイメージと、実際の自分に差がある
といったことに気づきます。

特に、人に良く見られたいという意識から強く恥を感じています。
・賢い人だと思われたいから知ったかぶりをする
・変なことを言ってしまって馬鹿だと思われたくないから何も発言しない
・優秀だと思われたいから仕事を完璧にしようとして提出が遅れる
といった経験が私にはあります。

本当の自分はこんなものじゃない、と思いつつも現実は違う。
この理想と現実の差が自己否定につながり、「自分は恥ずかしい人だ」という思いが生まれるようです。

自分を良く見せようとする気持ちというのは、見栄やプライドが代表的なものでしょうか。
悪いものではないですが、強すぎる気持ちは行動を制限する原因になると感じています。

決意したことを始めない理由

新年や誕生日といった節目に、抱負を決めた人は達成できているでしょうか。
達成できていないという方にも、色々なな理由があるかと思います。
忙しくて時間が足りない、準備が足りていない等。

ところで、決意したことに失敗したときのことを考えたことはないでしょうか。
行動しなければ「挑戦したけどダメだった」ということにはなりません。
これは、挑戦しないことで「やればできる」という可能性を残すことができます。
しかし挑戦すると、「やったけどダメだった」という結末になる可能性が出てきます。
そのため、失敗が怖い人は、何もしないという選択をすることがあります。

可能性を残しておくという行動は、日常でも存在します。
会社では仕事の成績を「見える化」して、競争するといったことがあります。
これはある意味で勝負ごとになるのですが、こういった場面で全力を出さない人がいます。

私の周りに、自分のプライドを保つためにわざと手を抜く人がいました。
手を抜いていれば、「本気を出せば勝てる」「自分の実力はこんなもんじゃない」と言い訳ができます。
しかし、全力を出して負けてしまうと逃げ道がなくなってしまいます。
この手のタイプの人は、自分のプライドが傷つき恥をかくのが嫌でたまらないのだと思います。

挑戦したいことに本気で取り組めない人の中には、これに近い心境の人もいるのではないでしょうか。

身近にいる危険な人

SNSでの発信に抵抗を感じる人がいます。
理由は、世間からどう思われるか気にして委縮してしまうからです。
SNSにおける世間や社会は、実体のない個人の集合体です。
人生にずっと関わってくることはないでしょう。

本当に委縮させてくるのは、顔も名前も知らない他人ではありません。
身近にいる家族に友人、先輩や同期です。
特にネガティブな考えを持っている人や、嫌みを言ってくるタイプはやっかいです。
そんな人たちを意識すると、恥をかかされるのではないかと気になり始めます。

身の回りにいませんか?
人のやることなすことに、自分の価値観で意味を求めてくる人。
人の失敗を笑う人。

あなたの挑戦に水をさす人がいるならば距離をとる必要があります。
その人たちを意識するあまり、挑戦をやめても責任をとってはくれません。
行動することで得られたかもしれない可能性を潰すことになっても、他人事です。
もっともらしい発言をして行動を止めにくる人とは、早急に距離をとりましょう。

挑戦すれば必ず経験という成果が残りますが、挑戦しなければ何も残りません。
行動をするときは応援してくれる人とそうでない人を見分け、応援してくれない人からは離れましょう。

恥は乗り越えるべき壁

SNS上で、失言や失敗をした人が叩かれているところを見たことはないでしょうか。
そして謝ったり言い訳したりする姿を見て何を感じたでしょうか。
こんな光景を見ていると、恥をかくことを気にして臆病になるのは無理もありません。

最近、「恥をかくかもしれないこと」をしていますか。
していないのであれば、無難な選択をしているということです。
逆に、恥をかくかもしれないと気にしつつも行動しているのであれば、挑戦できているということです。

恥を恐れず踏み出した一歩には大きな意味があります。
「やったことのない人」から「やったことのある人」に変わるからです。
恥を乗り越えることができた人は、色々なチャンスに出会うことができるようになります。

人生とにもかくにも行動しなければ何も始まりません。
恥を恐れるあまり何もしなかった、ということは避けたいものです。

恥はチャンスの目印

日常では「やる」「やらない」で迷う場面があります。
・気になるあの人に声をかけるか
・難しいプロジェクトに名乗りをあげるか
・企画の提案をするか
恥をかくかもしれない場面で「やらない」を選択する気持ちは、すごく分かります。
心の中では「やった方がいい」と思っていても、身動きできなかった経験が何度もありました。

ですが、恥の裏にはチャンスが隠れています。
「やらない」という選択は簡単ですが、チャンスを手放すことになります。
これは存在したかもしれない未来を自ら潰す行為です。
逆に、恥をかくかもしれないという選択をすることで大きなリターンを得られる可能性が高まります。

恥はチャンスを見つける目安となります。
迷ったときは勇気を出して恥ずかしい方を選ぶようにしましょう。

知らないことを人に聞く

人に質問をすることを恥ずかしがる人がいますが、私もその一人です。
最近では知らないことはパソコンやスマホで調べる人は多いかと思います。
その方が手間を省けるので当然です。

しかし、知っている人に聞くことで、他の知識も同時に教えてもらえることがあります。
そして、質問することを通じて人とのつながりが生まれることもあります。
質問をすることは、関係性を深めるチャンスだと考えるようにしましょう。

また、会話の中で知らない言葉が出てきたときに、知ったかぶりをしたことはないでしょうか。
知らないことは恥ずかしいことだと思っている限り、知らない話題になるたびに嘘をつくことになります。

誰にでも知らないことがあるのは当然です。
知らないことを認め、質問する人は無知で愚かな人ではなく、学ぶ姿勢を持つ前向きな人です。
恥は新しいことを学ぶために必要なコストだと考え、勇気を出して質問していきましょう。

経緯や言い訳から報告しない

トラブルやミスが発生して上司や取引先に報告をする場合に、言い訳や経緯から話を始める人がいます。相手は結果を知りたいのであり、「あなたが悪くない理由」を知りたいわけではありません。
言い訳から話が始まると、仕事よりも自分を守ることを優先しているように感じさせ、信頼を失うことになります。
恥に負け、自分の無実を証明しようとして、経緯や言い訳から話を始めることは避けるべきです。

分かりやすい例としては、会社や有名人の不祥事による会見があります。
素直に謝罪する一方、自己保身のための言い訳を延々と話す人もいます。
自分の正当性を証明するために、必死に言い訳する姿を見てどう感じたでしょうか。
信頼できる相手だと感じたでしょうか。

ミスの原因が自分にあると分かった時点で覚悟を決め、素直に謝ることを優先しましょう。
自己保身に走ることは信頼関係を失い、人間関係が壊すことになりかねないということを肝に銘じましょう。

感謝の気持ちを伝える

最近、誰かに感謝を伝えたことはあるでしょうか。
感謝の気持ちを伝えるということを怠っていないでしょうか。

考えてみると、仕事でお礼を言うことはよくあるのですが、プライベートではほとんどないということに気づきました。
身近な人に改まって「ありがとう」というのは、なんだか恥ずかしいものです。
特に、両親にはなかなか言えない・・・と思っています。

感謝を伝えることは、人を幸せにできる行動です。
恥ずかしいと感じることがあっても、それだけの価値があります。
大切な相手にこそ、具体的に感謝の気持ちを伝えてください。
ただ「ありがとう」というのではなく、どういう状況で、何をやってもらったから感謝をしているのか具体的に言葉にしてください。

何かをやってもらうことが日常的になっていると特に忘れがちです。
相手のために、自分のためにも「ありがとう」を伝えましょう。

準備ができていなくても始めてみる

何か始めようとしたとき、まずは準備から始めるのは当然です。
しかし、いつまでも準備ばかりしていてスタートさせない人がいます。
・半端な状態を人に見られるのが恥ずかしいから
・失敗したくないから
・完璧な品質を目指したいから
そのために入念な準備をする、その気持ちすごく分かります。

確かに準備をしておけば、成果につながり評価が上がるかもしれません。
ですが、準備ばかりでスタートさせるという行動ができていないようであれば問題です。
完璧な自分を見せなければならないと思うと、いつまでも準備を続けることになります。

完璧でなくても、世の中に提供されているサービスは多く存在します。
特にWEBサービスやスマートフォンのアプリでは、リリース後に不具合修正や改善アップデートが行われることは普通です。
最初から何もかも完璧な状態で、リリースされていません。

本当に必要なことは、やってみないと分かりません。
始めてみてから、あの準備は無駄だった、いらぬ心配だったということに気づくこともあります。
完璧な準備ができていなくても、行動しながら必要なものを補うことで無駄を省けます。

当たり前のことですが、行動しなければ何も始まりません。
まずは試しにやってみる程度の気持ちで始めてみましょう。
今はこれで十分、足りない部分は後で補えばいいと割り切る気持ちが大切です。

迷ったら恥ずかしい方を選ぶ

人は日常生活において、無意識的に恥を回避するように行動しています。
これは当たり前のことで、誰だって恥をかきたくないと思っているからです。

日常生活の中で選択を迷ったことはないでしょうか。
・電車で席を譲るか
・会議で自分の考えを発言するか
・困っていそうな人に声をかけるか
私は人目が気になり、何もできなかったことがあります。

このような場面では、あえて恥ずかしい方を選ぶようにしてみてください。
迷ったときは恥ずかしいと思う方を選ぶようにすれば、無難な自分から変わることができるようになります。

このやり方は成長する方法の一つとして有効だと思います。
とはいえ、恥をかくかもしれないと思うことは簡単にできないというのが正直な感想です。
ここについては覚悟を決め、少しずつ慣れていくしかなさそうです。

まとめ

・恥を意識しすぎると動けなくなる
・恥をかかせようとしてくる人から距離をとる
・恥は乗り越えるべき壁だと考える
・恥の裏にはチャンスがある
・恥をかくための練習をして免疫をつける
・迷ったら勇気を出して恥ずかしい方を選ぶ

最後に

恥は身を守る味方のようなふりをして、自分を窮地に立たせる敵のようなものだと感じました。

恥をかくことが怖くて無難な道を選ぶ人の気持ちは分かります。
しかし、逃げ続けていると成長や変化に対応することができなくなります。

社会ではある程度成長を続けていかないと、自分の居場所を失うことはめずらしくありません。
ニュースなので見るリストラが分かりやすい例でしょうか。

改めて、「恥をかけない人」から「恥をかける人」へシフトすることは重要だと感じます。
勇気が必要ではありますが、恥が倒すことのできない敵になる前に、チャンスを教えてくれる味方にしてしまいましょう。

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