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新人と仕事ができない人の自己改善方法!仕事ができない中堅にはならないで!

Image by Gerd Altmann from Pixabay

私は働き始めたばかりのころ、
「仕事ができるようになりたい!」
と、毎日のように悩んでいました。
そして業務知識を身につけるために多くの本を読みました。
長期的に見ると、知識は大いに役立ちました。
しかし、最初に身につけるべきだったのは業務知識ではありませんでした。

必要だったのは社会人としての基本的な立ち回りです。
そのいずれも当たり前のことばかりです。
ですが、その当たり前ができない人は結構います。

世の中、仕事ができない人に合わせて動いてはいないです。
厳しい言い方をすれば、仕事ができない人は邪魔になります。
若手と呼ばれる間は大丈夫ですが、中年になっても変わらないと悲惨です。

日本の会社では、クビになることはあまりないでしょう。
しかし、立ち位置は相当悪くなります。
ニュースで見たり、人から聞いたりしたことはないでしょうか。
世の中には、自主退職させるための話し合いをする会社があると。
私が過去に勤めてきた会社でも行われていました。
そして全員が自主退職させられていました。

そんなことにならないためには、年齢に合わせた積み重ねが大事になります。
まずは20代のうちに当たり前を片づけましょう。

目次

指示を理解していない状態で仕事をする

指示が上手く伝わっておらずミスが発生した。
という経験をしたことはないでしょうか。
これは指示する側、指示される側のどちらにも改善余地があります。

指示する側が、
・相手のレベル合わせた話をしていない
・自分の中の常識で話をしている
・指示が伝わっているのか確認しない

指示される側が
・業務に関する知識が不足している
・情報の取捨選択を勝手に判断している
・わかったフリをする、わからないことを放置する

といった原因があります。
他にもあるかと思いますが、大体は上記に当てはまるのではないでしょうか。

やってはいけないのは、
「わかりましたか?」→「はい」
これだけで終わらせることです。

自分が指示を聞く側の場合、
必ず要約した内容を復唱するようにしましょう。
もし疑問があれば即質問しましょう。
不明点が多すぎて、わからないことがわからない場合は素直に申し出てください。
そして考えをまとめる時間をもらいましょう。

伝達不足や理解不足によるミスは誰も得をしません。
よっぽど簡単な内容であれば確認は不要です。
しかし、そうでないなら確認作業を面倒くさがってはいけません。
必ず行いましょう。

※質問の方法については別記事にしたいと思います。

仕事の優先順位がわかっていない 

仕事の内容を理解することに一生懸命になりすぎて、優先順位の確認を怠る。
新人がやりがちなことです。

単純な仕事や忙しくない場合は、来た順番に仕事をこなせば問題ありません。
しかし、割り込みやトラブルが発生した場合は順番が変わります。
特に、お客様・取引先が関わる場合は優先順位が高くなります。
受け持つ仕事に追加や変更があった場合は、必ず優先順位を確認してください。

世の中には機転や融通が利かない人がいます。
過去に、トラブルで急ぎの仕事が発生したときに、日報作成を優先する人がいました。
冗談みたいな話ですが実在します。
当人は時間通りにやらないと考えていたようです。

また、会社によっては複数の指示者・上司が存在する場合もあります。
しかも、指示者同士の連携が取れていないこともあるのです。
受ける側からすれば迷惑な話ですが、組織の体制次第でありえます。

やることが決まったら、すぐに優先順位の打ち合わせを行いましょう。
仕事を振る側と受ける側の双方で、必ず決める習慣を身につけてください。

整理整頓ができていない

私は、仕事でよく使う物は出しっぱなしでいいと考えています。
毎回片づけていると時間の無駄になるからです。
ここでの整理整頓は、普段使わない物は片づけておくことです。

机の上、引き出しの中、フォルダ、パソコン内のデータ。
整理整頓ができていないと探し物をする時間が生まれます。
この時間は非常に無駄です。
ありがちなのは、机の上に書類を平積みにしている状態です。
上からパラパラめくって書類を探している姿をよく見かけます。

職場で整理整頓ができていない人は、プライベートでも探すことが多くなりがちです。
財布やスマホを取り出すために、バッグの中をガサゴソ探す人がまさにそうです。
職場にそういう人がいたので、何がバッグの中に入っているのか聞いてみました。
自宅のカギ、充電器、ケーブル、読みもしない本。
さらに、使わないカード類、くしゃくしゃになったティッシュ、期限切れのお菓子。
バッグがパンパンの状態で、整理がされていない状態でした。
当人は気にしていないのですが、しょっちゅう財布を探しています。

世の中には散らかっている中でも、優秀な人はいるようです。
ですが、あれはごく少数の例外だと考えたほうがいいでしょう。
間違っても真似しようと考えては駄目です。
私は、散らかすクセがある人で仕事ができる人を見たことがありません。

「アレ」はどこにあったかな・・・と考えることが日常になっていないでしょうか。
心あたりがある人は、整理整頓ができていないということです。
きれいに片づけておくことは、後々の自分が助かります。
最初は面倒に感じるかもしれないですが、日頃から実践してください。
何も考えずに物をサッと取り出せる状態は、気楽でいいものですよ。

※整理整頓や収納術については、別途検索してみてください

いつも寝不足

職場で毎日、眠気と戦っている人はいないでしょうか。
午前中は居眠りばかりで、午後から元気になる人はいないでしょうか。
眠気やだるさと戦っている間は、仕事の効率が非常に悪いです。
仕事をしていないと言っても過言ではありません。
仕事をしていたとしても、低い集中力によりミスが発生することもありえます。

私の職場に毎日エナジードリンクを飲んでいる人たちがいます。
大体の人は1日2本、多い人は3本。
また、コーヒーや紅茶を追加で飲んでいる人もいます。
そこで彼らに、毎日何時間ほど寝ているのか聞いてみました。
平均すると6時間。
十分に見える時間ですが、私の経験では寝不足です。
次にエナジードリンクなしで仕事ができるか聞いてみました。
すると全員から無理だと言われました。
じゃあ早寝をすればいいよと言うと、それも無理と言われました。

寝る時間が遅くなる原因を聞いてみると、似たり寄ったりでした。
・YouTubeなどの動画配信サイトで、アニメやドラマを見る
・スマホやパソコンでゲームをする
・ラインのやりとりを延々と続ける
大体こんな感じでした。
世の中、楽しいコンテンツであふれています。
寝るのがもったいなくなるのも無理はありません。

私も同じような経験があるので気持ちはよくわかります。
そして、改善をすることが非常に難しいこともわかっています。
朝起きるのがつらく、今日は早く寝よう。
そう思っても夜更かしをしてしまう毎日。
抜け出すのは一苦労どころではありませんでした。

私が抜け出した方法は、誘惑の元を断つことでした。
学生時代、テスト期間中にスマホやゲーム機を封印したことはないでしょうか。
あれを社会人になってからも実践しました。
スマホが手元にあるけど、触らないように我慢する。
これでは誘惑に負けるため、触れないようにしてしまうのです。
最初はストレスになりますが、徐々に慣れてきます。

睡眠不足が人に与える影響は大きいです。
単に眠気や、だるくなるだけではありません。
イライラしやすくなる、落ち込みやすくなるなどの精神的な影響もでてきます。
毎日寝不足の人には、仕事術よりも睡眠の重要性を調べてほしいところです。

※心配ごとで眠れない場合や、不眠症の場合は別の対処が必要です

最後に

上記で紹介した特徴は一部です。
そして、私が社会人になって数年間やってしまった内容でもあります。
今にしてみれば、知識を身につけるより先に改善すべきことだと反省しています。
仕事中にウトウトして、肩をゆすられたことは未だに思い出します。
そのときは新人だったので許されましたが。

今回取り上げなかった項目はたくさんあります。
マナー、コミュニケーション、メモの取り方、タスク管理、情報共有・・・
本当は、まだまだ書きたい内容があります。
これらは別途、記事にしていきたいと考えています。

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